2025/10/01 12:01
リビングが見違える。インテリアのプロが選ぶおしゃれな観葉植物
「もっとおしゃれなリビングにしたいな」って思ったとき、一番手軽で効果的なのが観葉植物なんです。
家具を買い替えるのは大変だけど、植物を一つ置くだけで、お部屋の雰囲気がガラッと変わります。まるで雑誌に出てくるような、洗練された空間になりますよ。
今回は、インテリア性の高い観葉植物と、おしゃれに見せる飾り方のコツをご紹介します。「センスがない」なんて思わなくて大丈夫。ポイントさえ押さえれば、誰でも素敵に飾れますよ。
インテリアスタイル別おすすめ観葉植物
モダン・ミニマルスタイル
モンステラ
切れ込みの入った大きな葉が印象的なモンステラは、モダンインテリアの定番。一鉢あるだけで、空間に洗練された雰囲気が生まれます。
白やグレーを基調としたシンプルな部屋に、濃いグリーンが映えるんです。大きめのサイズを選んで、床に直置きするとかっこいいですよ。
NATUR - LIFE WITH PLANTS -では、少し小さな「ヒメモンステラ」や珍しい「ジェイドシャトルコック」を扱っています。
サンスベリア
すっきりとした直線的なフォルムが、ミニマルな空間にぴったり。縦のラインが空間を引き締めてくれます。
白い鉢やコンクリート調の鉢に植え替えると、さらにスタイリッシュに。シンプルだからこそ映える植物です。
ウンベラータ
ハート型の大きな葉が特徴的なウンベラータは、モダンインテリアに人気。幹が曲がっているものを選ぶと、動きが出ておしゃれです。
存在感があるので、リビングのシンボルツリーとして最適ですよ。
ナチュラル・北欧スタイル
ゴムの木(フィカス)
丸みのある葉が優しい印象のゴムの木は、ナチュラルインテリアにぴったり。木製家具との相性が抜群です。
特にフィカス・ウンベラータやフィカス・アルテシマは、明るい色合いで北欧スタイルに馴染みますよ。
エバーフレッシュ(ネムノキ)
繊細な葉が涼しげなエバーフレッシュは、ナチュラルな雰囲気づくりに最適。夜になると葉を閉じる姿が、なんとも愛らしいんです。
ラタンバスケットなどに入れて飾ると、北欧感がアップしますよ。
オリヅルラン
垂れ下がる葉と子株が可愛いオリヅルランは、ハンギングで飾るとおしゃれ。ナチュラルな麻ひもで吊るすと、優しい雰囲気になります。
育てやすさもピカイチなので、初心者の方にもおすすめです。
ボタニカル・ジャングルスタイル
フィロデンドロン
大きな葉が印象的なフィロデンドロンは、ジャングルのような雰囲気を演出。特にフィロデンドロン・セロームは、存在感抜群です。
複数の観葉植物と組み合わせて、グリーンコーナーを作るのも素敵ですよ。
アロカシア
大きくて美しい葉脈が特徴のアロカシアは、エキゾチックな雰囲気満点。一鉢あるだけで、お部屋が特別な空間になります。
「アロカシア・アマゾニカ」や「アロカシア・ポリー」は、葉の模様が美しくて人気です。
コウモリラン(ビカクシダ)
壁に掛けて飾るコウモリランは、個性派植物の代表。ユニークな姿が、インテリアのアクセントになります。
板付けにして壁に飾ると、アート作品のような存在感がありますよ。
インダストリアル・ブルックリンスタイル
サボテン・多肉植物
無骨なコンクリート打ちっぱなしの壁や、黒いアイアン家具には、サボテンや多肉植物がよく合います。
ブリキやアイアンの鉢に植えると、インダストリアルな雰囲気がさらにアップ。複数並べて飾るのもかっこいいですよ。
パキラ
シンプルで力強いパキラは、ラフな雰囲気のインテリアにマッチ。レンガ調の壁やヴィンテージ家具との相性が良いんです。
大きめの鉢でどーんと置くと、男前インテリアの完成です。
おしゃれに見せる飾り方のコツ
植物選びも大事ですが、飾り方でさらにセンスアップできますよ。ちょっとしたポイントをご紹介しますね。
鉢にこだわる
植物そのものも素敵ですが、鉢でガラッと印象が変わります。お部屋のスタイルに合わせて選びましょう。
- モダン: 白、グレー、黒のシンプルな鉢
- ナチュラル: 素焼き、テラコッタ、ラタンバスケット
- 北欧: パステルカラー、木製プランターカバー
- インダストリアル: ブリキ、アイアン、コンクリート鉢
鉢を変えるだけで、見違えますよ。
高さに変化をつける
床に置くだけじゃなくて、プラントスタンドや台を使って高さを変えると、立体感が生まれます。
低い位置、中くらい、高い位置と、三段階くらいの高さで飾ると、バランスが良くなりますよ。
グループで飾る
大きな植物を一つドーンと置くのも素敵ですが、小さな植物を3つ、5つとまとめて飾るのもおしゃれ。奇数個でまとめると、バランスが取りやすいです。
種類や鉢の色を統一すると、まとまりが出ますよ。
「余白」を意識する
植物を置きすぎないことも大切。「ここには何も置かない」という引き算の美学も、おしゃれな部屋作りには欠かせません。
余白があることで、植物の存在感が際立ちますよ。
動線を邪魔しない
おしゃれさを優先して、動きにくい配置にならないように気をつけましょう。毎日の暮らしやすさも大切です。
特にリビングは家族が集まる場所。動線を確保しつつ、素敵に飾ってくださいね。
大きさで選ぶ、リビングに置きたい観葉植物
大型(150cm以上)
存在感で選ぶなら:
- ウンベラータ
- オーガスタ
- エバーフレッシュ
- フィロデンドロン・セローム
大型の植物は、リビングのシンボルツリーとして一鉢あるだけで様になります。天井が高い部屋なら、思い切って大きいサイズを選んでみて。
中型(50〜150cm)
ちょうどいいサイズ感:
- モンステラ
- パキラ
- ガジュマル
- ゴムの木
中型は一番使いやすいサイズ。テレビボードの横や、ソファの隣に置くとちょうどいいですよ。成長も楽しめます。
小型(50cm以下)
テーブルや棚に:
- ペペロミア
- サンスベリア(ミニ)
- ポトス
- 多肉植物
小さいサイズは、サイドテーブルやシェルフに。複数集めてグリーンコーナーを作るのも楽しいですよ。
プロが教える、失敗しない植物選びのポイント
1. 部屋の日当たりを確認する
どんなにおしゃれな植物でも、育たなければ意味がありません。まずは置きたい場所の日当たりをチェックしましょう。
- 日当たりが良い: サンスベリア、パキラ、サボテン
- 明るい日陰: モンステラ、ポトス、ゴムの木
- 日陰でもOK: シェフレラ、アイビー、サンスベリア
2. 部屋のサイズに合わせる
8畳のリビングに2メートルの植物は圧迫感が出てしまいます。逆に広いリビングに小さな植物だと物足りない。
お部屋の広さに見合ったサイズを選ぶことが、バランスの良い空間づくりのコツです。
3. 既存のインテリアとの相性を考える
今あるインテリアのテイストに合わせて選ぶと、統一感が出ます。「これ好き!」だけで選ぶより、部屋全体を見渡して考えてみてくださいね。
写真を撮って、植物を置いた様子をイメージしてみるのもおすすめですよ。
おしゃれな植物のお手入れポイント
せっかくおしゃれに飾っても、葉がホコリまみれだったり、枯れた葉がついていたら台無しです。ちょっとしたお手入れで、いつも美しい状態を保ちましょう。
葉っぱを拭く
定期的に葉っぱを濡れた布で拭いてあげましょう。ホコリが取れて、葉のツヤも出ます。
光沢のある葉は特に、拭くだけで見違えるほどきれいになりますよ。植物も呼吸がしやすくなって、元気に育ちます。
枯れた葉はすぐ取る
茶色くなった葉や枯れた葉は、見つけたらすぐに取り除きましょう。見た目がきれいになるだけでなく、病気の予防にもなります。
「ちょっともったいない」と思っても、思い切って取ってしまった方が、植物全体のためになるんです。
定期的に向きを変える
植物は光の方向に向かって成長します。ずっと同じ向きだと、偏った形になってしまうことも。
週に1回くらい、少しずつ鉢を回してあげると、バランス良く育ちますよ。
リビングを「ホテルライク」にする植物の飾り方
最近人気の「ホテルライク」なインテリア。高級ホテルのロビーのような、洗練された空間に憧れますよね。
実は植物の選び方と飾り方で、グッとホテルっぽい雰囲気が作れるんです。
大きめの植物を1〜2鉢、厳選して置く
ホテルのロビーって、いろんな植物がごちゃごちゃ置いてありませんよね。大きくて美しい植物が、計算された位置に置いてあります。
リビングも同じ。厳選した植物を、ゆったりと配置するのがポイントです。
鉢は統一感を持たせる
白やグレーのシンプルな鉢で揃えると、統一感が出ます。ホテルっぽい高級感を出すなら、マットな質感の鉢がおすすめ。
陶器製の重厚感のある鉢も、ラグジュアリーな雰囲気になりますよ。
照明で植物を照らす
夜、植物に間接照明を当てると、影が壁に映ってとってもおしゃれ。ホテルのような雰囲気になります。
スポットライトやフロアランプで、下や横から植物を照らしてみてください。驚くほど雰囲気が変わりますよ。
まとめ:植物で、あなたらしいリビングを
おしゃれなリビングに決まったルールはありません。大切なのは、あなたが心地よいと感じる空間を作ること。
植物は、そのお手伝いをしてくれる素敵なパートナーです。毎日眺めて、水やりをして、成長を見守る。そんな暮らしが、きっとあなたの毎日を豊かにしてくれます。
「おしゃれかどうか」より、「好きかどうか」を大切に。直感で「この子、いいな」と思った植物を選んでくださいね。
NATURでは、インテリア性の高い観葉植物を豊富に取り揃えています。あなたのリビングにぴったりの一鉢が、きっと見つかりますよ。
毎日をいきいきと、植物とともに。素敵な空間づくりを、今日から始めてみませんか?